身近な食べ物、犬はチョコレートを食べても平気なの?
- Spica-WAN【犬の知識雑学】
- 3 日前
- 読了時間: 4分

犬はチョコレートを食べてもいいの?あなたはどう思いますか?
チョコレートは私たち人間にとっては、すごーく身近な幸せスイーツですね。私も大好きです。でも、果たして愛犬には…?
今回は気になる結論から注意点など、チョコだけにちょこっとではなく、大事なことなのでガッツリ解説していきますので、最後までチェックしてみてくださいね。
🍫犬にチョコレートのもくじ

🍫先に結論から
犬はチョコレートを食べてもいいの?絶対に与えてはいけません。
チョコレートに含まれるメチルキサンチン類(テオブロミン・カフェイン)は、犬の命を脅かす毒性があります。種類や量にかかわらず、少量の摂取でも中毒症状を引き起こすおそれがあるため、完膚なきまでにNGです。

🍫チョコレートがNGな理由!
テオブロミン&カフェインが“大暴れ”
テオブロミン・カフェイン: チョコレートの主な有害成分。ヒトは数時間で代謝・排泄できますが、犬の代謝速度は非常に遅く、体内で有毒成分が長時間にわたり蓄積します。
体内に蓄積しやすい: 代謝が遅いため、有毒成分が血中に長く留まり、心臓や中枢神経を過剰に、そして危険なほど刺激します。

🍫こんな症状が出たら要注意!
チョコレート摂取後、1~2時間以内に以下の症状が現れ、重症化すると数日続く場合もあります。
・嘔吐・下痢
・落ち着きのなさ(興奮状態)
・呼吸促迫・頻脈
・筋肉震え・けいれん
・最悪の場合、心不全や発作による意識消失

🍫万が一の“救急フルコース”対処法
⚠️一刻も早く動物病院へ緊急連絡:
自己判断は絶対に禁物です!獣医師に「チョコレートの種類(例:ミルク、ダーク、ホワイトなど)」「おおよその摂取量」「摂取した時間」を正確に、冷静に伝えましょう。
⚠️嘔吐誘発:
獣医師の指示があった場合のみ、家庭で過酸化水素水などを慎重に投与して吐かせることがあります。自己判断での実施は危険です。
⚠️活性炭の投与:
動物病院で、腸内で毒素を吸着し、体内への吸収を抑える活性炭を投与してもらいます。
⚠️点滴&モニタリング:
脱水症状を防ぎ、体内の毒素の排出を促すための点滴と、心拍数・呼吸・体温などの綿密な継続観察が行われます。

🍫意外な落とし穴…
あるあるをまとめてみました。ヒヤリハットの予防啓発に!
・チョコチップ入りお菓子:ケーキやクッキーも要注意。
・ココアパウダー:少量でも高毒性。
・散歩中の落下チョコ:地面に落ちた欠片も危険です。
・来客用のテーブル上:うっかり手が届かない高さに保管しましょう。
これらもチョコレートに含まれるメチルキサンチン類が原因ですので、油断は禁物です。
🍫飼い主ができる予防策まとめ
・チョコレートは愛犬の手の届かない場所に厳重に保管する。
・お菓子作りなどでココアパウダーを使用する際は、愛犬が近づけないようにする。
・散歩中は落ちているものを口にさせないよう、リードをしっかり持ち、目を離さない。
・来客時など、愛犬がチョコレートに触れる機会がないよう配慮する。
・家族全員でチョコレートの危険性を共有し、誤って与えてしまうことのないように注意する。

まとめ:犬はチョコレートを食べてもいいの?非常に危険です⚠️
人間には甘くておいしいチョコレートも、愛犬にとっては「命に届きうるリスク」になり得ます。一般的に小型犬は体重あたりの摂取量が多くなるため、中毒症状が出やすい傾向もあります。
もし誤食してしまった場合は、一刻も早く動物病院へ連絡することが何よりも大切です。大切な家族である愛犬の健康と命を守るために、飼い主の私たちがしっかりと管理していきましょう。
Spica Productsでした。Tiktokでも動画を是非見てくださいね!
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