愛犬と優しい庭作り!危険な植物などを避けるポイントとは!
- Spica-WAN【犬の知識雑学】
- 2024年11月15日
- 読了時間: 5分
更新日:5月1日

愛犬が自分のおうちの庭で元気に走り回る姿って、見ていて癒されますよね!でも、実は優しい庭作りには注意が必要!
わんちゃんにとって安全で優しい庭を作るために知っておきたいポイントがたくさんあります。ここでは、庭に植えるときに気をつけるべき植物や、愛犬が楽しめる庭にするためのコツをご紹介します!
もちろんお散歩の時に気をつけるワンポイントにもなりますので、「うち庭ないし関係ないし」と言わずにご一読していってくださいね。

1. 毒性のある植物
美しい花や鮮やかな葉の植物には、実は犬に有害なものも多くありますので確認しておいてくださいね。
【口に入ると危険な植物】
これらは犬が食べたり噛んだりすることで体調不良を引き起こす可能性が高い植物です。特に、散歩中や庭で見かけることの多い植物には注意が必要です。

💐ユリ科の植物
ユリは全体的に有毒で、明確な中毒量は特定されていませんが、花を生けた水を舐めただけでも中毒を引き起こす事も。
症状は嘔吐、食欲の低下、尿が出ない、流涎など様々。カサブランカやヤマユリ、オニユリ、カノコユリ、テッポウユリ、チューリップなども要注意です。

💐ツツジ
葉や花に含まれる成分が、下痢、嘔吐、過呼吸、ふらつきなどの症状を引き起こすことがあります。特に庭でもよく見かける植物です。
セイヨウツツジ、アセビ、アザレア、シャクナゲなどがあり、いずれも毒性があり、特にレンゲツツジとシャクナゲは毒の含有量が多い

💐アジサイ
アジサイの葉や茎、つぼみ、根などほぼすべての部位に毒性があります。体内で分解されると青酸となり中毒症状を引き起こしてしまいます。
主な症状としては、嘔吐、吐き気、めまい、下痢、麻痺、痙攣、ふらつき、呼吸麻痺、 昏睡が挙げられます。危険です。
【触れるだけでも危険な植物】
これらは触れるだけで皮膚や目に刺激を与える可能性がある植物です。敏感な犬にとっては、かぶれや炎症を引き起こすことがあります。

🌱イラクサ
葉や茎に細かいトゲがあり、触れると皮膚に炎症やかゆみを引き起こします。かぶれや皮膚炎を起こし、よだれや嘔吐、呼吸困難などの症状を引き起こす可能性があります。

🌱ポインセチア
樹液には、皮膚についた場合皮膚炎になる可能性があるので注意ください。 少量であれば、命の危険までにいたることは稀ですが、小型犬のような小さい子は特に注意。クリスマスの時期によく見かけます。
これらの植物が庭や家の周りにある場合は、わんちゃんが近づけないようにするか、安全な場所に移動させるのが安心です。また、散歩中も気をつけ、もし誤って口に入れてしまったり、触れて症状が出た場合はすぐに獣医師に相談してください。

2. ハーブなどの植物
ハーブの香りはリラックス効果があり、人間にも癒しの効果があるのでとっても人気。
カモミールやオレガノ、バジルを始めとし、ローズマリーなどのハーブは、虫除け効果もあり、犬が食べても問題なく、比較的優しい植物が多いですが、注意点もあります。
ここがポイント:
ハーブの香りは特に夏場の虫対策に効果的。さらに、ハーブの一部は料理にも使えるので、育てておくだけで家族全員にも嬉しい効果が期待できます。
注意点:
ペニーロイヤルミントなどの一部のハーブは刺激が強く、犬に合わない場合があります。少量で、大量摂取などしなければ問題はないとされていますが、注意して様子を見ながらにしてあげましょうね。

3. 芝生は定番
庭で遊ぶわんちゃんには、柔らかくて丈夫な芝生がベスト!一般的に「高麗芝」や「ティフトン芝」がおすすめです。もちろん人工芝でも!
ここがポイント:
芝生は足に優しく、わんちゃんが思いっきり走り回っても安全。ケガや負担を減らせます。
また、天然の芝生は地面の温度を調整し、暑い日でも涼しさを保つ効果があるため、夏場でも快適に過ごす事ができます。
注意点:
芝生のメンテナンスは忘れずに。長すぎる芝生は湿気がこもりやすく、ダニや害虫が発生することがあるので、定期的な手入れが必要です。

4. 日陰植栽やシェード
直射日光から守るために、背の高い植栽やシェードを取り入れると良いでしょう。
ここがポイント:
特に暑さに弱い犬にとって、日陰は重要な休憩場所になります。涼しいスポットを作ることで、熱中症予防にもつながります。
また、日陰があることで、庭全体の温度が下がり、愛犬が快適に過ごせる空間が増えます。
注意点:
シェードの設置位置には注意。わんちゃんが走り回るルートを邪魔しないよう、バランスを見ながら配置しましょう。

5. ナチュラルを意識
安全な土や肥料を使うことで、わんちゃんが土を掘ったり触れたりしても安心です。なるべく化学肥料は控えましょう。
ここがポイント:
無添加の有機肥料は、愛犬が誤って舐めても比較的安全な成分で作られていることが多いため、庭全体が安心な空間に。
また、特に男の子はポールがあるとおしっこをしやすいので、設置してあげるといいでしょう。

🐾まとめ
愛犬に優しい庭作りは、植物の選定から環境設定まで、やはりご主人である私たちの気配りが肝要です。わんちゃんが安心して過ごせる庭で、楽しい時間をたっぷり共有して楽しみましょうね!目指せマイガーデン!!
Spica Productsでした。Tiktokでも動画を是非見てくださいね!
犬 知識【犬の知識雑学|Spica-WAN】
コメント