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犬のシバリングとは?ブルブル震える原因・病気・受診目安を解説

4 日前
読了時間: 6分
犬がブルブル震えるシバリングについて解説

犬がブルブル震えると、「寒いだけ?それとも病気?」と迷います。


寒さ・恐怖や不安・興奮による一時的な震えは珍しくありませんが、原因が分からない震えや、ほかの症状を伴う震えでは動物病院での確認が必要です。


執筆・編集:Spica Products 編集部。PetMD、Merck Veterinary Manual、VCA Animal Hospitalsなどの獣医・専門情報を優先して確認しています。この記事は一般的な情報提供を目的とし、診断や治療の代替ではありません。愛犬の様子に不安がある場合は、かかりつけの獣医師へ相談してください。


この記事でわかること

  • 犬のシバリング・震えとは何か

  • 寒さ・不安・興奮など一時的に震える原因

  • 痛み・発熱・中毒・神経系など注意したい原因

  • すぐ受診したい震えと、ご自宅での観察ポイント

  • シェイカー症候群や震えについてのQ&A



犬のシバリングとは?「震え」をまず整理


シバリング(shivering)は、一般に小刻みに体が震える状態を指します。犬の震えには、寒さや感情への反応として起こるものと、体調不良や神経系の異常などが関係するものがあります。


大切なのは「震えている」という見た目だけで決めつけず、いつ始まったか・何をしていたか・意識や歩き方は普段どおりかを一緒に見ることです。


犬のシバリングと震えを観察するポイント

※表は左右にスライドしてご覧いただけます。

見え方

考えられる背景

対応の目安

寒さ・雷・病院など場面がはっきり

寒さ、恐怖・不安、興奮など

原因がなくなると止まるか観察

原因不明で繰り返す・長引く

痛み、発熱、中毒、神経系など

早めに動物病院へ相談

意識がおかしい・立てない・激しい震え

中毒や神経系の異常など緊急性のある状態

すぐに受診・救急相談

※この表は診断のためのものではありません。震えの強さだけでは原因を判断できないため、愛犬の普段との違いを優先して見てください。


犬がブルブル震える主な原因


🥶 寒さ

寒い環境では体が震えることがあります。特に体が濡れている、風が強い、気温が低いといった条件では体温低下に注意が必要です。なお、重い低体温では単なる震えだけでなく、弱る、ぼんやりする、呼吸が浅い、倒れるといった症状が出ることがあります。


😱 恐怖・不安・ストレス

雷、花火、知らない場所、動物病院など、犬が不安や恐怖を感じる場面で震えることがあります。原因となった刺激から離れ、落ち着くにつれて止まるかを見ておきましょう。


🤩 興奮

散歩の前、ご主人の帰宅時、おやつを待っているときなど、強い嬉しさや期待で小刻みに震える犬もいます。


犬が震える寒さや不安などの原因

痛み・発熱など体調不良

震えは痛みや発熱などの体調不良に伴うこともあります。食欲低下、元気がない、動きたがらない、呼吸が速い、嘔吐など別の変化がある場合は、「寒いだけ」と決めつけないことが大切です。


中毒・神経系の異常

一部の中毒や神経系の病気では、震え・ふらつき・けいれん・意識や行動の変化が見られることがあります。誤食や薬品への接触が疑われる場合は、症状が軽く見えても早めに動物病院へ連絡してください。



どんなときに起こる?季節と場面で観察する


冬の散歩や冷えた室内なら寒さ、雷や花火の日なら恐怖、病院や車に乗る直前なら緊張など、震えの直前に起きたことは大きな手がかりになります。季節だけで判断せず、室温・天候・出来事・食事・誤食の可能性まで一緒に振り返りましょう。


犬が震える季節や場面を確認する

病気を疑う震えと受診の目安


次のような場合は、様子見を長引かせない方が安全です。

  • 突然始まり、原因が分からない震えが続く・繰り返す

  • 痛がる、元気がない、食べない、嘔吐など普段と違う症状がある

  • ふらつく、立てない、歩けない、意識や反応がおかしい

  • 激しい震えやけいれんがある

  • 薬、食品、植物、薬品などの誤食・中毒が疑われる


特に「意識がおかしい・立てない・激しい震えやけいれん・中毒の疑い」は、救急対応が必要になることがあります。迷う場合は動物病院へ電話し、受診の緊急度を確認してください。


犬の震えで受診を考えたいサイン

小型犬に多い?シェイカー症候群


シェイカー症候群は、頭部や全身にリズミカルな震えが出る病気で、小型犬、とくに白い被毛の犬で多く報告されています。ただし、色や大きさに関係なく起こる可能性があります。


新しく始まった震えを見て、犬種だけからシェイカー症候群だと判断することはできません。中毒、感染、けいれん、ほかの神経疾患などを除外しながら獣医師が診断します。


犬の震えとシェイカー症候群について

ご主人が確認したい5つのポイント


  1. いつ始まり、何分くらい続いたか

  2. 寒さ・雷・病院・食事など直前に何があったか

  3. 名前を呼んだときの反応や意識は普段どおりか

  4. 歩き方・呼吸・食欲・嘔吐など別の変化がないか

  5. 誤食や薬品・人用の薬への接触がないか


受診時に震えが止まっていることもあるため、可能なら安全を確保したうえで動画を撮っておくと、獣医師に状況を伝える材料になります。人用の解熱鎮痛薬などを自己判断で与えるのは避けてください。


SPICA VIEW|「震えを止める」より原因とセットで見る

寒そうなら室温を整える、怖がっているなら刺激を減らす。まずできることはあります。ただ、原因がはっきりしない震えを「この子はよく震えるから」で片づけないことも同じくらい大切です。愛犬の普段の様子を知っているご主人だからこそ、いつもとの違いを受診判断の材料にできます。



犬のシバリングを観察して受診判断につなげる

まとめ|犬の震えは「場面+ほかの症状」で判断する


犬のシバリングは、寒さや不安、興奮など日常的な反応として起こることがあります。一方で、痛み・発熱・中毒・神経系の異常などが関係する場合もあるため、「震えている=寒い」と一つに決めないことが重要です。


原因不明で続く、いつもと様子が違う、意識・歩行に異常がある、激しい震えやけいれんがある場合は、早めに獣医師へ相談しましょう。


犬のシバリングについてよくある質問(Q&A)


Q. 犬が寒くて震えているときはどうすればいい?

A. 濡れていれば乾かし、無理のない範囲で暖かい場所へ移動させます。震えだけでなく、弱る、ぼんやりする、呼吸が浅い、倒れるなどの症状があれば低体温なども考えられるため、動物病院へ相談してください。


Q. 嬉しくて震えることもありますか?

A. あります。散歩やご主人との再会など、興奮や期待が強い場面で震える犬もいます。場面が終わって落ち着けば止まるかを見てください。


Q. 震えとけいれんはどう見分けますか?

A. 震えでは意識や反応が保たれていることがありますが、けいれんでは意識の変化を伴う場合があります。ただし見た目だけで完全に区別するのは難しいため、初めての強い震えや反応がおかしい場合は受診してください。


Q. 犬が震えながらハァハァしているのは危険ですか?

A. 不安や痛み、体温調節など複数の原因が考えられます。原因がはっきりしない、呼吸が苦しそう、元気がないなど普段と違う場合は、獣医師へ相談してください。


Q. シェイカー症候群は白い小型犬だけの病気ですか?

A. いいえ。小型犬や白い被毛の犬で多くみられるとされていますが、どの色・サイズの犬でも起こり得ます。犬種だけで自己判断せず、新しい震えは獣医師に確認してもらいましょう。


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参考文献・出典


Spica Productsでした。Tiktokでも動画を是非見てくださいね!


犬 知識【犬の知識雑学|Spica-WAN】




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